日常生活の中で、私たちの身の回りには、死亡、病気、ケガ、介護、災害、賠償責任など、ちょっと考えただけでも様々な「リスク」が存在します。このようなリスクは確かに心配ですが、リスクを恐れてばかりいては、味気ない人生になってしまいます。そこで、身のまわりのリスクをできるだけ回避(=リスクコントロール)すると共に、万が一リスクに直面した時の経済的損失に備えること(=リスクファイナンス)が大切になってきます。一般に、この2つを合わせて「リスクマネジメント」といいますが、保険はこのうち、リスクファイナンスの代表的な手段です。
そして、その中でも「生命保険」は、死亡や医療、長生きなどによる経済的損失(負担)に備えるものです。生命保険とは、大勢の人が公平に保険料を負担し合い、万が一の時に給付を受ける、大勢の人による「助け合い」と「相互扶助」の仕組みで成り立つ「生活保障」と言えます。もう少し具体的に言えば、病気やケガ、死亡などによって、一定収入を維持できなくなった場合に、経済的損失をカバーするための生活保障制度と捉えることができます。一般に生命保険の守備範囲には、死亡保障、医療保障、老後保障などがあります一般にリスクに備える手段として、「貯蓄」と「保険」の2つがあります。
前者の貯蓄は、リスクに備える一番身近な手段ですが、誰もがあらゆるリスクに対応できるだけの資金を持っているとは限りません。これに対して、後者の保険は、契約した時点から払い込んだ保険料に関わらず、約束された保障額を受け取ることができます。そのため、保険は、万人向けの効果的なリスクファイナンスと言えます。